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金屋子神のお話 その1

先日、金屋子神社のことを御紹介しました。

金屋子神についてもちょっと調べてみたので

伝説についてお話してみましょうか。



むかし、むかし、播磨国の山奥に小さな村がありました。


ある年の夏のことです。

その夏は何日も雨が降りませんでした。

このままでは川の水も干上がってしまいます。

そうなると、田んぼや畑の作物も枯れてしまいます。


どうすることもできない村人たちは

神様にお願いすることにしました。


村中の人たちが山に集まり

火を焚いて神様を呼び、一生懸命お祈りをしました。

「神様、どうか雨を降らせて下さい。

 このままではワシらは死んでしまします。」


すると、あたりは次第に暗くなり空一面を雲が覆い尽くしました。

ポツリ、ポツリ。

天からしずくが落ちてきたかと思うと

あっという間に大雨が降ってきました。


「雨じゃ、雨じゃ。」と村人は大喜びです。

ずぶぬれになって踊っていました。


そんな中、神様は村おさにだけ姿を現しました。

村おさは神様にお礼を言いました。

「神様、ありがとうございます。

 これで作物が枯れずにすみます。

 ワシらの願いをかなえてくれたあなたはどなた様でしょうか?」


神様は「わたしは金山彦天目一個神(カナヤマヒコアメノマヒトツノカミ)です。

    わたしは金屋子の神です。

    わたしはこの地で雨を降らせ、人々を見守ってきました。

    わたしには次なる役目があります。
  
    わたしは行かなければなりません・・・

    遠い西の地に・・・

    鉄の道具の作り方を人々に教えるために・・・」


そう言うと、シラサギに乗り空高く舞い上がって

飛んで行ってしまいました。




つづく。






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