松江城のお殿様 失意の宗衍
つづき。
万年貧乏藩、松江藩を盛りたてようと
6代目藩主 松平宗衍 は様々な改革を行いました。
その結果、財政健全化は成功するかに見えました。が、
藩営銀行「泉府方」の機能が停止してしまいます。
工面して調達した資金でしたが、
新産業への大規模投資、莫大な借金の返済などに
収支のバランスが崩壊。
投資家の藩への不信感も大きくなってしまいました。
財政再建のために抜擢した重臣も失脚し
改革は完全にストップしました。
さらに、追い打ちをかけるように幕府から命令が下ります。
比叡山延暦寺の修復工事です。
これにより極貧状態に陥った松江藩は
天にまで見放されかのごとく、天災に苦しめられ
滅亡を噂されるほど ひどいありさまになっていました。
財政再建に情熱を注いだ宗衍は
この結末に落胆し、隠居してしまいます。
粉骨砕身、改革に挑んだ宗衍は
その反動からか隠居後は少し様子が変わっていきました。
つづく。
万年貧乏藩、松江藩を盛りたてようと
6代目藩主 松平宗衍 は様々な改革を行いました。
その結果、財政健全化は成功するかに見えました。が、
藩営銀行「泉府方」の機能が停止してしまいます。
工面して調達した資金でしたが、
新産業への大規模投資、莫大な借金の返済などに
収支のバランスが崩壊。
投資家の藩への不信感も大きくなってしまいました。
財政再建のために抜擢した重臣も失脚し
改革は完全にストップしました。
さらに、追い打ちをかけるように幕府から命令が下ります。
比叡山延暦寺の修復工事です。
これにより極貧状態に陥った松江藩は
天にまで見放されかのごとく、天災に苦しめられ
滅亡を噂されるほど ひどいありさまになっていました。
財政再建に情熱を注いだ宗衍は
この結末に落胆し、隠居してしまいます。
粉骨砕身、改革に挑んだ宗衍は
その反動からか隠居後は少し様子が変わっていきました。
つづく。
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