月山富田城のお殿様 山名氏の内紛
つづき。
室町幕府の誘いを受け、幕府に従った
山名時氏 (やまなときうじ)は
5カ国の守護になりました。
時氏が死去した後、その子供たちが勢力を広げます。
全国66カ国のうち11カ国が山名氏の領国となりました。
ここから「六分一殿」と呼ばれるようになりました。
時氏の長男
山名師義 (やまなもろよし)が死去すると
当主は末弟である
山名時義 (やまなときよし)が継ぎます。
これに不満を持ったのが
師義の子 山名満幸 (やまなみつゆき)と
時義の兄 山名氏清 (やまなうじきよ)でした。
さらに、時義が死去すると次の当主は
時義の子 山名時熙 (やまなときひろ)となり、
不満は膨らんでいきました。
一方、室町幕府の第3代将軍
足利義満 (あしかがよしみつ)は
将軍の権力を強化するため
大名の弱体化を計画していました。
義満は山名氏のゴタゴタにつけこみます。
「将軍に対して態度の悪い 時熙 を討伐せよ。」
この命令を受けたのは
当主である 時熙 に不満を持つ 満幸 と 氏清 でした。
時熙は逃げ延び命こそ助かりましたが
追放されてしまいます。
まんまと山名氏を分断してやった将軍義満。
してやったり、といいたいところでしたが
逆に 満幸 と 氏清 の力が
強くなってしまいました。
そこで、今度は 満幸 と 氏清 にも手を下します。
つづく。
室町幕府の誘いを受け、幕府に従った
山名時氏 (やまなときうじ)は
5カ国の守護になりました。
時氏が死去した後、その子供たちが勢力を広げます。
全国66カ国のうち11カ国が山名氏の領国となりました。
ここから「六分一殿」と呼ばれるようになりました。
時氏の長男
山名師義 (やまなもろよし)が死去すると
当主は末弟である
山名時義 (やまなときよし)が継ぎます。
これに不満を持ったのが
師義の子 山名満幸 (やまなみつゆき)と
時義の兄 山名氏清 (やまなうじきよ)でした。
さらに、時義が死去すると次の当主は
時義の子 山名時熙 (やまなときひろ)となり、
不満は膨らんでいきました。
一方、室町幕府の第3代将軍
足利義満 (あしかがよしみつ)は
将軍の権力を強化するため
大名の弱体化を計画していました。
義満は山名氏のゴタゴタにつけこみます。
「将軍に対して態度の悪い 時熙 を討伐せよ。」
この命令を受けたのは
当主である 時熙 に不満を持つ 満幸 と 氏清 でした。
時熙は逃げ延び命こそ助かりましたが
追放されてしまいます。
まんまと山名氏を分断してやった将軍義満。
してやったり、といいたいところでしたが
逆に 満幸 と 氏清 の力が
強くなってしまいました。
そこで、今度は 満幸 と 氏清 にも手を下します。
つづく。