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Author:カジヤ
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月山富田城のお殿様 高貞、出雲へ

つづき。


足利尊氏 ・ 高師直 (こうのもろなお)の命により

塩冶高貞 (えんやたかさだ)を追っていた

山名時氏 (やまなときうじ)は

ついに高貞一行に追い付きました。


時氏の子、山名師義 (やまな もろよし)が

対岸の高貞に向かって叫びます。


「そこの対岸を急がれる方々は、塩冶高貞殿の一行とお見受けいたす!

我らにいつまで背を向け 逃げ延びるおつもりか!

討ち果たされ、武士としての名をこの地に残されよ!

いざ尋常に勝負!」


これに高貞の弟、塩冶重貞が覚悟を決めます。

「あの追手は拙者がくいとめる。

 皆は兄上をお守りするのだぞ。」


重貞は自分に従う6人の家来とともに

七騎で引き返して行きました。


この七騎の戦いが伝わる地は

兵庫県加古川市にあり、

討ち死にした七人のための

七騎塚供養碑が建てられています。


さて、重貞ら七騎の決死の活躍は

高貞を出雲国にたどり着かせます。


しかし、追手の山名時氏もすぐそこまで迫っていました。

高貞は一族を招集して陣を張り

迎え撃つ体制をとります。




つづく。