松江城のお殿様 松平定安と隠岐の島
つづき。
松平斉斎 (まつだいらなりとき)は、8歳で藩主となり
そのムチャクチャぶりから、39歳で隠居させられました。
次の藩主は斉斎の子ではなく
伊予松山藩より迎えられた 松平定安 (まつだいらさだやす)が
第10代藩主となりました。
定安は有能な人物でした。
西洋の進んだ思想や技術を取り入れるべく、積極的に行動します。
西洋学校の設立、
異人を招いたり、
異国への留学など、さまざまな政策をとりました。
さて、このころの日本近海は
異国の船が頻繁に現れるようになっていました。
そんな時ですので、松江藩は幕府から
松江藩が管理する隠岐の島の防衛を命じられました。
定安は隠岐の島の農民を兵にしようと考えます。
農兵制の採用です。
隠岐の島の農民たちは
もともと、食糧難で生活に困っているところに
兵としての訓練や役割が押し付けられました。
そんな中、ある日、黒船が隠岐の島にやってきました。
島の役人が黒船に立ち入り調査しましたが
なんと、船に刀を置き忘れてしまします。
この失態により、農民たちの藩への信頼は地に落ちてしまいました。
つづく。
ブログ

松平斉斎 (まつだいらなりとき)は、8歳で藩主となり
そのムチャクチャぶりから、39歳で隠居させられました。
次の藩主は斉斎の子ではなく
伊予松山藩より迎えられた 松平定安 (まつだいらさだやす)が
第10代藩主となりました。
定安は有能な人物でした。
西洋の進んだ思想や技術を取り入れるべく、積極的に行動します。
西洋学校の設立、
異人を招いたり、
異国への留学など、さまざまな政策をとりました。
さて、このころの日本近海は
異国の船が頻繁に現れるようになっていました。
そんな時ですので、松江藩は幕府から
松江藩が管理する隠岐の島の防衛を命じられました。
定安は隠岐の島の農民を兵にしようと考えます。
農兵制の採用です。
隠岐の島の農民たちは
もともと、食糧難で生活に困っているところに
兵としての訓練や役割が押し付けられました。
そんな中、ある日、黒船が隠岐の島にやってきました。
島の役人が黒船に立ち入り調査しましたが
なんと、船に刀を置き忘れてしまします。
この失態により、農民たちの藩への信頼は地に落ちてしまいました。
つづく。
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